富川悠太アナのいとこのドキュメンタリー番組「笑顔の約束～難病ALSを生きる～」

※http://blog.kenshoh.com/?p=927

＜富川悠太アナのいとこの番組「笑顔の約束～難病ALSを生きる～」＞


前回ご紹介した富川悠太アナウンサー。


報道ステーションの後任として話題になっている

アナウンサーです。

関連記事
⇒「報ステ」後任の富川悠太アナの経歴。嫁と子供はいるのか？



彼がナレーションをつとめた番組が

2015年第63回民間放送全国大会で優秀賞を受賞しています。

その番組名は「笑顔の約束～難病ALSを生きる～」。

2014年12月21日(日)に放送されました。


この番組はALS（筋萎縮性側索硬化症）を患い

46歳で亡くなった富川睦美さんの

闘病とインタビューを記した

ドキュメンタリー番組です。



実はその富川睦美さんは富川悠太アナの従姉だったのです。


＜ALS（筋萎縮性側索硬化症）とは＞

ALS（筋萎縮性側索硬化症）は筋肉全体が

次第に動かせなくなり、

やがて呼吸までできなくなり

最終的に死に至る病気です。


運動神経が壊れていき、

新陳代謝としての神経細胞再生が

できなくなっていくので、

脳からの信号が体を動かす筋肉に

届かなくなります。


その結果として筋肉が痩せていったり

硬くなったりしてしまうのです。






＜番組の内容＞

富川睦美さんに取材をはじめた2013年には、

彼女の顔にはとても笑顔があります。

身体の自由が利かなく、

寝たきりの状態なのに、

そんなことをおくびにも出さないような

幸せそうな笑顔です。



しかしはじめから

そんな笑顔だったわけではありません

睦美さん2011年から病気にかかり、

足のつま先から、足が動かなくなり、手も動かなくなって

いきます。

それは想像もできない恐怖でしょう。


その現状に自暴自棄になり死のうと思ったり、

自分の気持ちを分かってくれない家族に

きつくあたっていたようです。



しかしカウンセラーとの対話によって

そんな病気の自分を受け入れること

ができるようになっていきます。




そして彼女は今の自分にもできることを

探しあてるのです。


それはALSを伝えること。

自分が生きる使命を持ち

自分をてに入れることにより

彼女は笑顔になっていくのです。





取材をはじめてからも睦美さんの病気は

進行していきます。

ALSは最終的には呼吸するための筋肉

も機能しなくなります。

延命するためには人工呼吸が必要なのです

しかし彼女は人工呼吸はしないと決めていました。


なぜなら人工呼吸をして延命すると、

介護をしてくれる両親の人生も

奪ってしてしまうことになります。

命の長さは人それぞれ違うし

人それぞれ持っているもの。

他の人の人生を奪ってはならない。


彼女は自分の命の長さを

受け止めたうえで、

人工呼吸を拒否したのです。



2014年8月富川睦美さんは亡くなりました。

お葬式の場はとても笑顔に包まれていた。

それを企画したのは彼女だった。


彼女は最後のメッセージを

富川悠太アナに読んでもらうよう

託します。



「私は自分のことが

世の中で一番嫌いだと思っていました

本当に自分は自分が好きになって

あげられなかった

でもALSになってからの自分は好きです」




番組内ではALSの治療方法の研究が

進み、治せる病気に近づいて

いることを紹介しています。



ALSの国内患者は年々増加し

現在約9200人

年間2000人死亡している。









＜感想＞

富川睦美さんはALSという病気になり

自分の命の長さを知りました。


知っったからこそ、

その命の範囲内で

自分らしく生きることに

本気になれたのだろうと

思います。



ALSは治せるようにしたい。

命を虫歯むような病気は

無くした方がいい。

当然そう思います。




しかしそういう病気でない人も

自分の命の長さを考えてみることは

大切だと思います。


たとえ延命したとしても、

人はいつか寿命が訪れるのです。




自分がいなくなる前に、

自分が誰かにできることをする。


生きた証を残す。


それも幸せの一つなのでは

ないのでしょうか？

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<関連動画>
「報ステ」後任の富川悠太アナの経歴。嫁と子供はいるのか？

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タグ：富川悠太 アナウンサー

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