中国・広東省深セン市の土砂崩れ！ その原因・理由は？

12/20に中国の南部・広東省深セン市北部の工業団地で

大規模な土砂災害がありました。

自然災害において、日本は地震が多く取り上げられますが、

私は土砂災害については良く知りません。

そこで、

土砂災害はなぜ起きるのか

今回調べてみました。


土砂災害は原因によって大きく2つに分けられることが判明しました。

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<原因①　水が表面の土砂を削って流れる表層崩壊>


一度にたくさんの雨が降ると

土が水を吸収しきれずに

地表を流れていきます。

その時に水は土や石も一緒に流し

土砂流となって田畑や人家におそいかかります。

これが表層崩壊です。

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＜原因②　水が地層深くまで浸み込んで崩れる深層崩壊＞

降水量が多くなると、土の中は水で一杯になってしまいます。

すると、土の粒同士や、基盤の岩石との結びつきが緩くなります。

基岩と土の境目に水の層ができてしまい、

土は基岩の上を滑って落ちてしまい、

木の根っこや建物なども根こそぎ引き連れて崩れていく。

これが深層崩壊です。




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<土砂災害が起きやすいところは？>

上記のことから土砂災害が起きやすいと考えられるところは


①の表層崩壊の場合

・ 水が流れやすい急な斜面(傾斜角30度以上と言われています)


②の深層崩壊の場合

・地形的に水がたまりやすいところ

・降水量が多いところ(総降雨量が400mm以上で可能性が増える)

ということになります。

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＜中国の南部・広東省深セン市の土砂崩れの原因を考察？＞

今回土砂災害があった、中国の南部・広東省深セン市の

工場の地形をみてみましたら、近くに山がある川沿いの地帯でした。

その日の天気を調べましたら、雨が降っていたことを確認できました。

すると今回の場合は

工場地帯の地面が水を吸収する許容量をこえてしまい、
深層崩壊を起こしてしまったためだろうと考えられます。


ただ私は素人ですので、

深く知りたい方は専門家の報告結果を待つべきですね。

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＜土砂災害の前兆＞

土砂災害が起こるところにはその前兆があります。

地面が緩くなっているサインです。
・普段出ないところから水が湧いてきたり、普段湧いている水が止まる

・石がぽろぽろと落ちてくる

・木の根が切れるような音がする

・斜面に亀裂が入っている

これらがみられた時は、注意が必要です。

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