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2016年でも25年前の「魔女の宅急便」が高視聴率。その理由は何? [テレビ]

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※hidehirai.wordpress.com

22日の「金曜ロードSHOW!」で放送された「魔女の宅急便」が

平均視聴率18・8%をマークしたそうです。

その前の週に放送した「天空の城ラピュタ」は17.9%と

こちらも高視聴率。

何でジブリ作品はこんなに人気なのでしょうか?



<おぎやはぎの矢作さんの見解>

魔女の宅急便」の公開は1989年ですので

実に25年前の作品。

天空の城のラピュタ」の公開は1986年ですので

28年前ということになりますね。


ラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』で矢作さんは

この状況をこのように分析していました。



「ジブリ作品はビートルズの音楽と同じで、 昔の作品であるにもかかわらず、 ビートルズの曲を今だに聞くのと同じく、 ジブリ作品も「いろいろ見てきて、そろそろまた見たくなる」類の 作品ではないのか」



う~ん。

ちょっと分かる気がするけど

ちょっと違う気もします。



ジブリを観る人は今まで見てきた作品と

比べるために観るんじゃなくて、

ただ単に好きだから観ている。

観たいから観ている。

そんな気がするのです。



私がジブリ作品を観て思うのは、

25年前の作品にかかわらず

古くない

ということと。

内容を知っていても

何度でも見れる

というところがジブリ作品の強みでは

ないかと思うのです。






<古く感じないのは何故か?>

・ファンタジーの世界観

古く感じない理由として、

この「魔女の宅急便」と「天空の城ラピュタ」の場合

設定が私たちが住んでいる日本ではなく、

ファンタジーの世界観だということがあげられます。


もし設定を現代日本をにしてしまったら、

年月が経っていくうちに

現実世界と映画の世界での

装や生活様式に違いが生じてしまい、

映画が古臭いものとして

感じてしまいます。


作品が時代に流れに乗れず、

過去の産物として置いてけぼりに

されてしまうのです。


しかし映画の世界が

私たちが住んでいる現実とは

まるっきり違うもので


なおかつその世界設定が

しっかりできていれば、

別の世界のお話として

古臭さは感じず

新鮮な感覚で

観ることができます。





・絵柄

ジブリの絵柄は王道を行っていいます。

柔らかい線で明るく鮮やかな色合いが

特徴的です。


普段私たちが見慣れている風景を

少し明るく美化したような

絵柄です。


それは老若男女問わず、

人が誰でも不快感無く

受け入れられるタッチではないでしょうか?



突発的で奇抜な絵柄は面白いですが、

現実味がないものは

いずれは飽きてしまいます。

流行と同じで、時間が経てば

古臭いものになってしまうのです。




・アニメーション

これを言ってしまったら元も子もないのですが、

非常にアニメーションのクオリティが高いのです。


動きが細かくて滑らかに動いているんです。


人間一人一人が生きているように動いているのです。



ここでも奇抜な動きとかはしていません。

しかし細部にまで自然と同じような動きを

心掛けているので、

今の時代でもクオリティが高いものとして

捉えられているのではないでしょうか?



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<「何度でも見れる」のは何故か?>

ジブリ作品

(特に『魔女の宅急便』や『天空の城ラピュタ』)は

ストーリーを知っていても

何度観ても飽きません。


観終わった後には毎回、

心にもやっとしたものが

残るんです。


その気持ちを味合わいたくて

子供は大人になっても見たくなり、

大人は自分の子供に見せたくなります。



ではなぜこんな気持ちになるのか?


「エンターテイメント」という要素だけでは

そうはなりません。


それだけだと「楽しかった」

という思い出だけで

心にずっと食い込みはしないからです。



心に食い込むために重要な要素は

成長」と「旅立ち」です。


それは人間誰しも経験することだし

通る道だからです。


本能的に心に突き刺さるのです。



だからといってジブリ作品では

はっきりと言葉でそんなことは表現しません。

物語の中に謎解きのように

メッセージを入れているのです。


それが芸術作品というものでしょう。



だから一回観ただけでは

気持ちは揺さぶられるけど

なぜこんな気持ちになるのか

理解できない場合が多い。


だからまた繰り返し観たくなるのです。


そして観るたびに新しい発見をして

どんどんその映画が自分の中で

大事なものになっていきます。




そんな一枚岩ではない重厚なストーリーが

何度見ても飽きない理由ではないでしょうか?




<まとめ>

っとまあ色々と好き勝手につぶやきましたが、

つまり

ジブリの作品は万人が受け入れやすく

良い作品だということです。

I Love ジブリ

We Love ジブリ

これからもみなさんで

ジブリを楽しみましょう。




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